川澄選手の言葉
こんにちは。オレンジ色のユニフォームです。
「どんな状況でも腐らずやることは、プロの世界では当たり前ですけれど、当たり前のことを当たり前のようにやり続ける難しさもあります。私はそれをやり続ける先輩方を見てきたからこそ、自分自身が同じ立場になった時は、しっかりと表現したいと思っています」
これは、AFC女子アジアカップ・準決勝後に行われた川澄選手へのインタビューで語られた言葉です。
「腐らずやる」ということは、言うよりも、行うことがはるかに難しいものだと思います。
しかも、ベテランでなかなか試合に出られない状況の中、このような言葉を言える川澄選手はとてもスゴイ人だと思います。
理不尽なことに接したり、納得できないことを強要されたりすると、「やってられるか」という腐った気持ちになってしまいがちです。
しかし、そのような状況においても、腐らずやる、しかも当たり前のようにやれる。なんともスゴイ人だなぁと思います。
翻って自分はどうかというと、まだまだ、できていないことが多く、この記事を読んで自省の念にかられている状況です。
この記事でさらにグッときたのは、「私はそれをやり続ける先輩方を見てきたから~」のくだりです。
そんなことを当たり前のようにやってきた先輩がいたんですね。川澄選手はその先輩の背中を見てきて学んだんですね。
自分はどーかと、再度省みてみました。その結果は、歳だけとって、なにも後輩に見せられようなことをやっていなかった、ことに気づくだけでした。ザンネン。
腐りやすいような状況に接したら川澄選手を思いおこそう。そして、さらにその先輩達を思い起こそうと思いました。
腐るようなときにニコニコしている自分の背中を後輩に見せよう。
始めれば今からでも間に合うから。
了