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どんなツールも使う人次第

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こんにちは。kok(こく)さんです。

今週の金曜土曜は、ある企業様にプロジェクトマネジメントの2日間ワークショップをご提供しました。
 
僕は長いことIT系の企業にいたので、これまでさまざまなプロジェクトに携わってきて、WBS(ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー)とか、ガントチャートとか、プロジェクトマネジメントのためのツールは日常的に使っていました。
 
でも、正直言うと、これらのツールに対してあまり良いイメージを持ってなかったんですよね〜。たとえば、毎週の上司への進捗報告でWBSを使ってましたが、そこで上司からコテンパンにされたりとか、いやーな記憶がいくつか思い出されて、プロジェクトマネジメントのためのツールに対して、管理したり管理されたりするためのものというネガティブな印象がありました。
 
スケジュールを正直に立てて、もし予定よりも遅れた作業があると、上司からひどく糾弾されるので、部下は次回からは大幅に余裕を持ったスケジュールにしておこうと考えたり、上司は上司で部下の作ったスケジュールにはどうせ余裕時間が入ってるだろうからさらに短納期を要求しても大丈夫だろうと考えたり、最後は気合いでなんとかしろと言ってみたり。なんのためのプロジェクトマネジメントか?と思ったりしたものでした。そこに信頼関係がなければ、どんなに便利なツールを使っても意味がない。
 
でも、今回、あらためてプロジェクトマネジメントのためのツールについて整理し直してみて、いやいや、これらのツールはけっこうよくできてるじゃないか!!ツールに罪はない。悪いのはそれを間違った使い方をする人間の方だ。と思い直しました。
 
これから僕がプロジェクトマネジメントについてお伝えするときは、ツールの使い方だけでなく、そのツールを使う人のあり方についてもお伝えしていこうと思っています。