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「自転車が趣味」の長い話(中編)

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こんにちは、Mです。

さて『「自転車が趣味」の長い話』、中編は<乗る>の続きからです。
※前編はこちらから↓

 

moreblog.hatenablog.com

 

<乗る(続き)>

3.いろいろ型
前編で紹介したのは主にロードバイククロスバイクという自転車での楽しみ方でしたが、他にも種類はたくさんあり、自転車の種類、走る場所や走り方も変わってきます。

実にバラエティ豊かで、うまくまとまった呼び名が思い浮かばなかったので、「いろいろ型」とまるっと括らせてもらいました…(汗)。

 

(1)ピストバイク

スポーツ用自転車にはふつう変速機がありギアの重さを調整できますが、ピストバイクには変速機がなく、1速だけのシンプルな作りになっています。

さらに、ペダルと車輪の回転が直結している“固定ギア”のため、足を回し続けていないと走れないし、足を止めると急ブレーキがかかり体が前に放り出される危険性もある、なかなかにスリリングな自転車です。

 

競輪など、主にトラック競技で使われている自転車ですが、究極にシンプルなデザイン、ストリートカルチャーのイメージ等からファッションとしても好まれ、固定ギア特有の乗り方(トリック)を楽しむために街で乗るファンも多くいます。

fixedstyle.net

 

なお、ピストは(固定ギアのため)ペダルを使って止まれますが、ハンドルにブレーキが付いていない「ノーブレーキピスト」は、公道を走れません。一時期ピストブームで街中で見かけたり、某お笑い芸人が摘発されたりもしましたが、マネしてはいけないやつです。

 

(2)シクロクロス

舗装路ではなくオフロードコース、土や芝の上を走るのがシクロクロス。オフロードというだけでなく、コース上には急斜面やフェンス、階段などがあり、それらを乗り越えたり、自転車を担いで(自分の足で)走ったりもする盛りだくさんな競技です。

元々はロードレーサーがオフシーズンの冬場にトレーニングとして始めたものですが、国内でも意外にも(失礼)大会が頻繁に開催されています。

www.cyclocross.jp

 

(3)マウンテンバイク
マウンテンバイクは、シクロクロスよりもさらに険しい山の中を自転車で走ります。舗装路とは全く違った乗り方で、自然を近くに感じられることや、木々の中を進むスリル、ガタガタ&アップダウン道を走りテクニックを磨くことが楽しめるものです。
いきなり一人で山に行くのはハードルが高めですが、体験試乗会も多く開催されているので、まずはそれに参加してみるのがいいでしょう。

sotoasobi.net

 

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(4)BMX

BMXの名前の由来は“Bicycle Motocross”で、オートバイでオフロードコースを走る“モトクロス”を、自転車でやろうとしたことが始まりと言われています。
走り方は大きく2つに分かれます。

 

「レース」では、デコボコやジャンプ台、コーナーバンクが敷き詰められた400m程のコースをスピードを競って走ります。

www.youtube.com

 

「フリースタイル」はいわゆる「曲乗り」として色々な技を披露するものです。平らなステージもあれば、ジャンプができる専用コース、または街中で高度なテクニックを見せつけるカッコイイ乗り方です。

www.youtube.com

 

(5)機材好き
自転車はハンドル、ペダル、サドル、フレーム、ホイール、などなど沢山のパーツからできています。「乗る」ことの楽しみ方の別の面一面として、機材を自由にカスタマイズできるのも大きな魅力です。

ひとつのパーツを交換することでスピードが上がったり乗り味が変わったりと、自分好みに作り上げていく機材スポーツならではの楽しみにハマる人も多く、極めていくとフレーム(=ある意味自転車の“本体”)の設計から手を出して、フレームビルダーと呼ばれる職人さんと一緒にオリジナルの自転車まで作る猛者もいます。

jitensha-hoken.jp


以上<乗る>の説明でした。

と、今回もまた書いてるうちに長くなってしまったので、<見る>編は次回にて、よろしくお願いします!

 

moreblog.hatenablog.com

 

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