2018夏後半、没入感が楽しいアート&イベント
杏です。
今夏の東京は、もう一度行きたくなるような
イベントが多くて、東京に住んでいてよかったなあと
感じることもしばしば。
今回は、この時期オススメしたい没入感満点の
アートやイベントを集めてみました。
特にはじめの百段階段は外国の方にもおすすめです!
和のあかり×百段階段(目黒・ホテル雅叙園東京)
和のあかり×百段階段〜日本の色彩、日本のかたち〜
9月2日まで。
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/wanoakari2018
この企画展は、「日本の祭り」「アート」「デザイン」
以上が参加し、約1,000点の作品を展示するもの。
内部は古い日本建築で99の階段を上がりながら、
それぞれの階にある部屋に入って鑑賞するスタイル。
99の階段を上がるの?と思ってしまいそうですが、
そう思わせないちょっとした仕掛けも魅力。
表情もお布団も1つとして同じものがなく、
段を上がるのがとても楽しいです。
階段の途中にある1部屋1部屋の世界観は全く異なっていて、
魔法の扉を入る感じ。
1歩踏み入れたらどんな世界が広がっているんだろうという
ワクワク感がたまりません。
各部屋の天井や欄間、柱の彫刻や絵もほれぼれするほど見事。
当時の著名な画家たちによるものだそうです。建物だけでも
見応えが十分にあります。
会期中にもう一度行きたい、毎日でも行きたいと思う
一押しの企画展です。
teamLab Planets TOKYO (豊洲)
通年。
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/
光×水面、鏡でこんな世界が生まれるんだ!とワクワク。
遊園地のようです。
水の中を登ったり、歩き回ったり。
日頃、アート鑑賞的なものではフォーカスされない触覚も
フルに使いながら楽しむ施設になっています。
遠くから眺めるのではなく、入り込むアート。
これまでにない体験・没入感を味わえるこんなところが
これからどんどん増えていってほしいです。
お子さん向けにはららぽーと富士見の
「チームラボ学ぶ!未来の遊園地 teamLab Future Park」
もおすすめです。大人だけど行きたい!
https://futurepark.teamlab.art
ダイアローグ・イン・サイレンス(新宿・NEWoMan)
8月26日まで。
https://www.dialogue-in-silence.jp
「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」をご存じですか?
「(主催者HPより)参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、
グループを組んで入り、暗闇のエキスパートである視覚障がい者の
アテンドにより、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、
コミュニケーションの大切さ、人のあたたかさなどを
思い出します。」というもの。
企業研修にも取り入れられているようです。
私が行ったのはもうかなり昔ですが、とても楽しく学びも
多かったことが印象に残っています。
今回は「サイレンス」。サイレンスでは聴覚障がいの方に
導いてもらいます。
聴覚と手話を使わずにジェスチャーや表情でいかに
コミュニケーションをとるか、
グループで遊びながら音のない世界を体感して行きます。
全てが終わって「話してもいい」ことになっても、
なぜかみんな声を出さずに会話しようとしてしまう。
そんな没入感が味わえて、コミュニケーションのことも
考えられるイベントです。
外国人などとの言語の壁を超えたコミュニケーションを考えたい方にも。
***
夏も後半を過ぎましたが、まだ夏休みが残っている方、
遠くに行かなくても非日常を味わえるこんな過ごし方もご参考に^^