美味しいハンバーガーを作ること以外に大事なこと

こんにちは、kok（こく）さんです。

最近、友達のfacebook投稿を見て、「金持ち父さん貧乏父さん」のことを思い出しました。2000年代の始め頃、この「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズがベストセラーになって、僕も第3弾だったか第4弾だったかまで読んだ覚えがあります。たしかボードゲームまで買っちゃったはずです（笑）。この本で学んだことはいくつかありますが、その中のひとつに次のようなお話がありました。

「金持ち父さん貧乏父さん」の著者、ロバート・キヨサキ氏がセミナーの中で参加者達に次のような質問をします。「みなさんの中でマクドナルドのハンバーガーより美味しいハンバーガーを作れる人はいますか？」参加者のうち何人かが手を挙げます。するとロバート・キヨサキ氏はその人達に向かって次の質問をします。「あなたたちの方が美味しいハンバーガーを作れるのに、どうしてあなたたちよりマクドナルドの方が儲かっているんでしょうか？」

当時この本を読んでいた僕は「う～ん！」と唸ってしまいました。これは素晴らしい問いです。マクドナルドにとってハンバーガーはメイン商品で、これを美味しくすることはもちろん大事なことではあるけれど、美味しいハンバーガーさえ作れればそれで儲かるかというとそうではない。営業や財務や組織人事のことなど、ビジネスをうまく回していくには、美味しいハンバーガーを作ること以外にもいっぱいやることがある、というわけですね。

そんなの当たり前だろう！という声が聞こえてきそうですが、本当に分かってますか？特に技術系の会社の方々。「ウチは技術力は高いんだけど、商売がヘタなんだよね」とずいぶん昔から言い続けている会社さんをよく知っています。本当に大丈夫でしょうか？