先延ばしを減らすには。。
杏です。
普段、何となくやる気が出なくて後回しにしたり、
結局できなかったりすることってありませんか?
たとえば、私の場合はお風呂掃除。
終わればすっきりするとわかっていてもどうにもやりたくない。
やらなきゃと思いながら、ついで先延ばしにしてしまいます。
それから、ジム通いもこれに当てはまりそうです。
今回は新たな年の始まりを意識して、
そんな先延ばしの断ち切り方について書いてみました。
そのタスク、頭と身体どちらがメイン?
普段私たちがやっていることを大きく2つに分けるとすると、
頭か身体かという分け方が考えられます。
1つは頭メイン。勉強とか仕事の資料作りとか。
もう1つは身体メイン。作業が終われば完了となる
掃除とか買い物。運動習慣をつけたい方の運動なども
こちらに入れても良いかもしれません。
皆さんが日頃やりがちな先延ばしはどちらタイプが多いですか?
もし身体メインなら以下が役立つかもしれません!
「やる気」って本当に必要?
後回しにするとき、言い訳になりがちな「やる気」。
「やる気」はWeblioによると
「物事を行おうとする気持ち、欲求などを意味する表現」という意味です。
頭メインのタスクは、集中力や処理力も必要となってきますし、
「やる気」で示されるような前向きさがないと難しいこともあります。
ですが、身体メインのタスクを「身体を動かせば達成されるもの」
とすると、「やる気」は必ずしも必要ではないとも言えます。
ポイントは「感情と行動の切り離し」
身体メインのタスクで「やりたくないな。。」を大事にしたくなった時、
そこでどう行動するかが分かれ道です。
以前に創造的絶望のことを書いたのですが、その応用のような形で
まずは「今、自分の中にやりたくない気持ちがあるんだなあ」と
自分の感情を客観視しつつ、感情と向き合います。
その上で、
「どんな気持ちがあっても、感情と身体を動かすこととは別物」と
感情に蓋をして身体を作動させるイメージで
実際に身体を動かし始めてみてください。
自分というロボットのコックピットに上がっていき
操縦するようなイメージを持っても良いかと思います。
動き始めたら意外と後ろ向きな気持ちもなくなるもの。
たとえ動いている時も「やっぱりいやだー」と思っていたとしても、
タスクを終えるとその達成感から「自分、よく頑張ったなあ」
「やっぱりやって良かったな!」と充実感を感じられることが
とても多いです。
*もちろん、身体メインのものでも、集中が求められることもあります。
そんな時は100%の集中ができなくても、何割か、できる範囲で集中
することで、頭・心が全くここにあらずよりも良い結果につなげて行くことも
できます。
「先に延ばすか」事前に選択局面をつくる
それからもう一つ。
普段の先延ばしは「やりたくないなあ」を
なんとなく優先して楽な方に流れてしまって
なし崩しに先延ばしている。。そんな傾向は
ありませんか?
先延ばしにしそうになった時、
「やらない」を優先するかどうか、
自分で決断するフェイズを作ってみることをおすすめします。
「先延ばしでいいかどうか」ちょっと立ちかえることで
理由も考えながら
「今回は先延ばしする」「やっぱり先延ばしにしない」
を客観的に選ぶことができ、
トータルにみて前向きな選択をしやすくなります。
私自身、「やりたくない」を大事にしてしまう
ことも多々ありますが、
まずは良い形で選択的先延ばしができるように
なっていきたいなと思っています。
追伸:先延ばし魔のみなさまへ
以前も紹介した気がしますが、最高に楽しいTEDスピーチです。
なんでもチャキチャキできてしまう人はすごいと思いながら、
先延ばし魔仲間が多いことにほっとする気持ちもあります。
先延ばし魔の頭の中、面白いです。よろしかったらぜひ!