あいつらは正しいこと言うけど、俺は気に入らねえんだ！

みなさん、こんにちは。kok（こく）さんです。

 

一般的に中小企業診断士はまじめで論理的、きっちりと仕事をする、いわゆる左脳系の人が多いと思います。そういう左脳系の中小企業診断士が時間をかけて分厚い提案資料を作り、中小企業の社長に改善提案をしたとします。提案は理にかなっていて非の打ち所のない内容。でも、社長には採用されないことが多くあります。それはなぜでしょうか？

 

その時の社長の心の声を言い表したのが今回のタイトル、「あいつらは正しいこと言うけど、俺は気に入らねえんだ！」です。あいつらというのは、提案した中小企業診断士のこと。

 

人は正しい意見さえ言えば、それだけで納得して実行してくれるわけではないのですね。まず信頼関係を作ったうえでないと、どんなに良い提案をしても受け入れてはもらえない。この話は、僕が中小企業診断士の実務補習を受けた際、指導教官が教えてくれたエピソードなのですが、あまりにも言い得て妙で、とても大事な話なので、今もときどき思い出すようにしています。