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「儲かる」と「楽しい」の二人三脚

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こんにちは、kok(こく)さんです。

 

企業にとって重要な経営資源に「お金」と「ヒト」があります。この2つは経営者にとって大きな悩み事でもあります。すごくシンプルに言ってしまえば、お金は儲かるようにすればいい。ヒトは楽しくやりがいがあるようにすればいい。ただし、儲かるだけではダメ、楽しいだけでもダメ、この2つを両立させることが重要だと思うのです。

 

僕はいま、中小企業診断士として独立していますが、2年半ほど前まではメーカーに勤務していました。以下はその頃のお話です。

 

・「儲かる」大、「楽しい」小な職場

40歳ぐらいの頃、メーカーで通信事業を担当している時、携帯電話によるデジタル通信の急速な普及で、サーバーや通信機器やソフトウェア開発の重要が凄まじく伸びて、会社はものすごく儲かりました。しかし、現場の社員は残業や徹夜や休日出勤続きで疲弊し、身体や心を壊す人が続出していました。いまでいうところのブラックな職場。短期的には儲かりますが、社員に無理をさせているので、中長期的視点では安定した経営とは言えませんよね。

 

・「楽しい」大、「儲かる」小な職場

35歳ぐらいの頃、メーカーで無線機器の企画開発のリーダーをしていた時、これまでにない新しい製品だったので、担当者としてはチャレンジしがいがあり、たいへんながらも楽しい仕事でした。しかし、最終的にその製品がたくさん売れることはなく、会社にとっては失敗プロジェクトになりました。社員はやりがいを感じているので職場は盛り上がりますが、収益性がないと長続きはしませんよね。

 

多くの経営者は社員に楽しくやりがいを持って仕事をして欲しいと思っています。しかし、楽しいだけでは会社は存続できません。楽しくない仕事も誰かがやらなければならないし、まず売上を上げることを優先せざるをえません。一方で、楽しくやりがいを持って仕事をしている社員が時に大きな成果を出すということもわかっています。「儲かる」と「楽しい」を両立させたいが、どうしていいかわからないという経営者は多いのではないでしょうか?

 

僕は元サラリーマンで社員の気持ちがわかります。現在は中小企業診断士で経営者の気持ちがわかるようになってきました。また、長年、ファシリテーションや組織開発に取り組んできたので、経営者と社員の間に立って橋渡しをすることができるのではないかと考えています。ぜひ「儲かる」と「楽しい」の両立を実現させたい経営者のお手伝いをしていきたいと思っています。