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Clubhouseを始めてみて思ったこと

百貨店出身の中小企業診断士madmaxです。

巷では1月中旬からiPhoneユーザーを中心にClubhouseが一気に広まりましたね。

私もちょうど、スマホの機種変更時期だったのと、奥様がiPhoneユーザーだったので、思い切ってiPhoneに機種変更し、早速Clubhouseを使ってみるようにしました。

今回は、約半月使ってみて気づいたことや個人的感想を述べてみようと思います。

1.部屋の種類

自分が話したいテーマによってRoomが開設されるので、部屋の種類は千差万別です。私が入ってみた部屋は以下のようなものでした。なお、アプリから私に提案される部屋は私がフォローしている方の特性などど関連付けられているようで、一定の件数が提案されますが、アプリからは「もっと提案数を増やしたければフォロワーを増やせ」というメッセージが送られてきます。

①士業ごとに集まる部屋

 中小企業診断士や社労士、税理士さんが集まって、情報交換をするような部屋です。中小企業診断士では、かなり多くの知り合いと出会う一方で、全く知らなかった診断士の方にも出会うことができました。これからが楽しみですね。社労士さんや税理士さんの部屋にも入りましたが、話されている内容は興味深く、勉強になりました。

②業種で集まる部屋

 物流業、製造業や観光業など業種別の経営者の方が集まり、業界の課題や経営上の悩みを話し合う部屋です。リアルな日常の経営の中で、経営者がどのように悩み、経営課題に対処してきたかなど(今はうまくいっている会社でも、そこにいくまでは大変な道のりだったことなど)を聞くことができ、事業者様支援者として大変勉強になります。

③地域で集まる部屋

 私は自分が第二の拠点としている山梨県静岡県の部屋に入りました。山梨県の部屋では、FM富士のパーソナリティの方がモデレータとして部屋を立ち上げていましたが、地元TV局のアナウンサーやディレクターさんなども参加している中、一般の方がスピーカーとなって生活者からみた県の課題を話してみたり、地元のおいしいお店情報を共有化するなど、新参者の私が聞いていても地域の特性や本音を知ることができてとても有用でした。

④スナックみたいな部屋

 北海道のラジオ番組に出ている社労士・ファイナンシャルプランナーの方がスナックのママっぽくパーソナリティを務める部屋です。集まる方のレベルが高く、私なんかは話を合わせるのが困難な状況ですが、ママさんの声がおっとりと気持ちが落ち着く声なので、ついつい長居してしまいます。

⑤喫茶店店主が客待ちの間に話す部屋

 日本でClubhouseがバズり始めたころに、話題になった部屋です。北海道の喫茶店店主さんが来客待ちの間に開いた部屋が話題となり、いろいろな人が参加するようになりました。特にテーマを持っているわけでなく、通りすがりの人が気軽に立ち寄ってマスターと話をしていく、というような部屋です。仕事中のBGM代わりに気楽に入れる部屋です。

⑥フォロワーを増やす部屋

 フォロワーを増やすことだけが目的の部屋です。入ったことがありませんが、全員無言で、その部屋にいる人同士でフォローしあうことで、数字上のフォロワーを増やすようです。

⑦その他

 診断士の方が小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金に特化したRoomを開いたりしています。また、Roomを毎日きまった時間に開くことで、固定リスナーを増やすということもされていて、勉強になります。

 

そういえば、インターネットがポピュラーになったころ、「チャット」機能というのが流行りました。文字でのコミュニケーションですが、リアルタイムでやり取りできる機能でした。テーマを決めた部屋を作ったり、決めずに参加する人がその場でコミュニケーソンしたりと、楽しかった思い出があります。それが、コミュニケーション手段が声になり、コミュニケーションがより円滑にできるようになったのが、Clubhouseという感じがします。

 

2.運営形態

部屋の運営形態もそれぞれです。部屋にいるのは、大きく分けて、モデレーター、スピーカー、リスナーとなります。モデレーターは部屋の管理者、スピーカーはモデレーターと話すことができます。リスナーはスピーカーとして手をあげないと話すことはできません。

①一人で独白

 Roomを開いた人がリスナーに伝えたいことをひたすら話す形態です。たいていは途中でリスナーの方を数人スピーカーにあげて、いろいろ話を広げるパターンが多いと思います。

 

②パネルディスカッション

 はじめから数名のモデレーターとスピーカーをを設定して、決めたテーマについて話し合う形式です。一通り、話し終わった後に、リスナーから質問や意見を受け付ける中で、リスナーをスピーカーにあげるというパターンがあります。

 

③全員参加

 部屋に入ってきた人すべてに、スピーカーとして参加するよう、招待します。スナック形式の部屋などはそうなっています。もちろん、リスナーに専念したい場合は、断っても大丈夫ですし、スピーカーになっても、一通り話したら部屋を出たり、リスナーに戻っても大丈夫です。

 

3.ここまで使っみた感想

 とても面白いというの率直な感想です。理由は、①フェイスブックではつながったことのなかった人たちと瞬時につながれる、②Roomで出会った人同士が影響を受けあって新たな価値が瞬時に生み出される、③部屋を選べばとても勉強になることがたくさんある、④ほかのSNSとの組み合わせによりマーケティングが強化できる、といったものになります。

 特に、②は、高いレベルで磨きあっている方々は相手のレベルが瞬時にわかるようで、おもしろそうって思ったら、すぐにおもしろいことを実行に移すというスピード感があり、とても勉強になります。

 

ということで、私は、今後もしばらくはClubhouseを使ってみようかなと思っています。

 

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