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IT化とやら

こんにちは、おーです。

先日、保育園の経営支援に伺いました。

保育士の満足度を高めたいとのことです。

保育士の環境は国が力入れていることもあり、かなり改善されていると思われがちですが、

現実は園内で解決しなければならないものが多く、大変のようです。

例えば子育て中の保育士は働ける時間がどうしても限られてしまいます。その負担が子育てをしていない保育士にかかってしまいます。どうしても不平不満が出てしまいます。

保育士の仕事自体も、何人もの子供を見守らなければならないためトイレにも行けない環境の中、成長を記録する事務作業が発生してしまいます。これがまた保護者に喜ばれるもので、育児毎に手書きで成長の記録を日々書き記さなければなりません。

その上、育児が保育園で亡くなってしまった事故の影響で、育児が0歳児の場合、5分毎に呼吸チェックを行わなければならないそうです。聞いているだけで大変な労力です。

そのような状況下、職場の改善(業務合理化)をしなければなりません。

 

今までの環境やルール、やり方を変えるというのはとても大変です。今まで慣れているやり方を変えるのですから、従業員からの反発も少なからずあると思われます。

実際、私も社会人となって会社で慣れ親しんだマルチプラン(今の人は知らないですよね。。)というソフトを、ある日エクセルというものに変える、といった会社方針に戸惑い、絶対反対の立場でした。

・・まぁ今となっては良かったと思っていますが。。(笑)

 

国では今後人口減少を見越して、人に代わるAI化IoT化を推奨しています。平成29年度補正予算においてはIT導入補助金というIT導入促進施策を500億円(前年は100億円でしたので、予算枠は5倍)計上する予定ときいています。

例えば手書きの一部システム化、例えば呼吸確認のIoT化などの導入が考えられます。

 

 人不足の経営相談はとても多いですが、すぐに解決できるものではありません。

将来的な生産年齢人口減少を踏まえると、シニアの方々のご活躍とIT化を進めなければ経営が成り立たない日が近い将来やってくるでしょう。

また、ITを活用といっても既製品を活用する以上に、自社の合理化に必要なカスタマイズをする力も必要になるでしょう。

 

いやぁ、経営も大変です。。