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メールの返信がないんですけど その1

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こんにちは、オレンジ色のユニフォームです。

メールをだしたのに返信メールがこない、といった話です。
3年前くらいの出来事です。

高校の時の友人

勉強はそっちのけで一緒に麻雀ばかりやっていた

性格は冷静で沈着

頭もよくてキレキレだった

ボクと違って理性的で感情を抑えられるヤツだった

 

大学の時より離れてしまったけど、

社会人になってからもなにかと付き合いがあった

近年開催の同窓会で久しぶりに顔を合わせた

 

元気そうだった

バカ話で盛り上がった

一瞬、高校の頃に戻ったようだった

 

数年後、再度同窓会を開催することになった

ボクはいつものようにクラス幹事となった

クラスのみんなに1人1人メールで開催案内を送った

 

送ったメールにすぐに返信してくれる人もいれば、無反応な人もいた

ヤツはいつもすぐに返信をくれるタイプだった

 

しかし、今回はヤツからの返信がない

待ちに待ったが返信がない

業を煮やし、再度メールした

しかし、返信はない

その後、何回かメールをだしたが、一向に返信はなかった

 

「地元の高校の文化祭に家族でいたところを見たよ」という情報も入ってきた

入院しているわけでもないんだな、と胸をなでおろした

しかし、一方で、ではなぜ返信してこないんだ

と、訝しんだりもした

 

これで最後のメールだと送ったところ、

なんとエラーで返ってきてしまった

 

メアドを替えられたことを知った

 

ボクはヤツにバカにされた気がした

ヒドイ対応だと憤った

 

SMSならつながるかもとダメもとで発信した

「ヒドイよ」

「参加できなくても。ふつうはメールには返信するものじゃないのか」

「お前は常識が欠落してないか」

 

感情がほとばしったメールになった

いつものボクじゃないようなものだった

 

その後、ヤツからSMSが返ってきた

「スマン。1次会だけ参加させてもらうよ」

 

同窓会当日、ヤツは気恥ずかしそうにやってきた

そして、言った

 

「オレ、ウツ病だったんだ」

「メールに反応できなくてゴメンな」

「今はだいぶ良くなったよ」

 

と、自身の状況を語った

 

 

なんとも、ボクは身勝手なことをやってきたもんだ

と、自分自身を憂いた

 

そして、2年後、まったくおなじようなことが起きたのだ

メールの返信がないのだ

いつもすぐに返信してくれるヤツ(別人)なのに

 

「メールの返信がないんですけど その2」 に続く