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オレユニ版 わらしべ長者風の話

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こんにちは、オレンジ色のユニフォームです。

今年の夏から秋にかけて、わらしべ長者風の出来事があったのでご紹介させていただきます。

 

会社の上長のところに、毎月、某会社の技術系雑誌が送られてきています。上長はこの手の雑誌にはあまり興味がないため、到着するとすぐさまボクに横流しをしてくれていました。

ボクはこの手の雑誌には興味があるほうです。しかし、某会社の技術系雑誌のため、某会社が発信したい記事が掲載されていることが多いのが玉に瑕。当たり前のことですね。

だから、ボクの興味にミートする記事は多くないのが実情でした。

 

いつものように横流しをしてくれた雑誌をパラパラとめくっていると、目を引く記事をみつけました。社外の研究会で調査しているテーマ(中国のキャッシュレス化)を扱ったものでした。

記事の執筆者は中国の人でした。記事は中国の人でなければ書けないようディープな内容でした。これまで目にしていた薄っぺらな記事とはまるで違ったものと感じました。

興味がわいたので、自宅で彼女(執筆者)が過去に書いた記事を検索してみました。するとそれなりの記事があることがわかりました。はじから記事を読むと、彼女は数年前から中国のITの進展を追いかけていることがわかりました。

 

「彼女はレベルが違うゾ」「ホンモノじゃないか」と思いました。

 

しばらくした後、社外の人と飲み会がありました。その席で、キャッシュレス化の話が話題に上がりました。ボクはここぞとばかりに、「この間、とてもスバライ記事を読んだんですよ」「執筆者は中国の人で〇〇〇という名前の人でした」と、得意顔で話をしました。

すると、某銀行の部長さんが「その記事を書いた〇〇〇さんとはこの間会ったよ」「オレは知り合いだから、紹介してやろうか」との返しを受けました。

某銀行の部長さんの顔の広さにオドロキながらも、「ゼヒ、お願いします」と頼み込むと、「わかった」「言っとくわ」と、実際にお会いしてご挨拶する機会をセットアップいただけました。

 

その後、彼女の会社に1人で訪問し、いろいろとお話を伺いました。

お会いしてみると、彼女はとっても気さくな人で、ボクの質問に丁寧に回答してくれました。

帰り間際、なにかよい書籍があったら紹介してほしいんですがなにかありますか、と尋ねると、「ちょうどいま、中国に関する本を書いているところなんですよ」「9月末に発売予定です」「フフフ」

 

ボクはこの本をすばやくAmazonで予約しました。そして、自宅の届くやいなや、スグに手に取り一心不乱に読みふけりました。

 

内容は期待以上のものでした。

そして、読了後の満足感が高い時に、自分のFacebookに読了感想記を投稿しました。同時に、Amazonのレビューコメントにもほぼ同じ内容の記事を投稿しました。

 

すると、彼女から、Amazonのレビューコメント投稿に対するお礼の連絡がありました。その際、彼女の書籍をとりあげた読書会があるから参加しないか、とのお誘いを受けました。

読書会は土曜日の朝9時開始でした。ボクはちょっと逡巡しましたが、せっかくお誘いだから、ということで参加してみることにしました。

 

眠い目をこすりながら読書会に参加してみると、参加者は40名近くいました。

みなさん、マジメで向上心がありそうな人でしま。

読書会の中でグループディスカッションがあり、そのなかで知り合った人から深セン視察記のスライドを紹介いただきました。

すばらしいスライドでした。内容もエクセレント。読書会に参加しなければ知り得なかったものでした。


その彼から連絡がありました。

今度、オンラインで深セン視察記のプレゼンを開催するとのこと。さっそく申し込みをしました。


なにか行動すると、ひょんなことから、ドンドンつながるなぁ。

逆になにも行動しないと、つながらないのだな、ということを改めて実感したのでした。

 

オチなく恐縮です

 

(了)