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春がキタ!

皆さんこんにちは。

オジサンと若者のコミュニケーションを見つめる も〜 です。


4月になりました。

街には緊張しながらも期待に胸を膨らませた感じの新入社員と思しき人たちをあちらこちらで見かけるようになりました。


そんなわけで、私の勤務先にも新入社員が入社してきて、早速、研修に勤しんでいます。

オジサンたちは、そんな新入社員に少しでもいいところを見せようと、今日も研修の講師を張り切ったり、優しく声を掛けたり一生懸命です。


私もオジサンの1人として新入社員研修の講師を仰せつかっていて、経営戦略の基礎的なことについて説明をしなくてはならないのですが、今年は「戦略って、ロジックだけじゃ成り立たないよ。」という話をしようと思います。


よくビジネス書なんかで経営戦略について書かれているものを読むと、非常にロジカルでわかりやすく、すぐにでも成功に結びつくんじゃないかと思えるくらい説得力高く説明してあります。

確かに、書かれているこては間違えていないし、その理論は多くの企業で採用されています。


でも、企業を動かしているのは、理論だけではないですよね。

当然、色んな人が色んな思いを持って働いてるし、会社を取り巻く環境も刻一刻と変わっていきます。

だから、今年の新入社員への研修では、基本的な理論だけではなく、そうした感性的な話をしようと思います。


詳しい話は長くなるので割愛しますが、「戦略は論理の積み重ねと、あるべき姿に向けてどれだけ人の心を揺さぶれるか」という2軸で成り立っているということです。


あるべき姿を目指すには、論理的思考を持って作戦を組み上げる一方、スタッフのみんながそこに向かおうと思えるような心を揺さぶる熱意や仕掛けも必要なのです。

というようなことを話す予定です。


これから新入社員の皆さんは、色んな経験をされると思います。

がむしゃらになりながらも、「頭は冷静に、でも熱い気持ちを持って」仕事に取り組むと、きっと視野が広がるんじゃないかなぁと思うのです。

そして、それが自分を前進させる大きな力になりますよ、ということを、経営戦略の研修を通じて伝えられたらなぁと思います。


そしてそれをもっともらしくドヤ顔で語ることが出来れば、新入社員にちょっと良いところを見せられるのかなぁと、今から精一杯の背伸びをしながら準備しています。


新入社員の皆さんにとって緊張の春ですが、オジサンたちにも緊張の春がやってきています。ドキドキするなぁ。