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客観的な選択肢を持っておこう

みなさんこんにちは。

おじさんと若者のコミュニケーションを見つめるモ〜です。

 

今年も新入社員が入社してくる時期になりましたね。

私の勤める会社でもフレッシュな新入社員が入ってきて、早速研修をスタートしています。毎日緊張しながら出社している様子を見ていると、なんだかとても微笑ましく、応援したくなる気持ちになります。

 

伝えるタイミングを考えなければならないとは思うのですが、新入社員に対しては「入社した会社がすべてではないよ。」ということを伝えなきゃといつも思います。

今はフレッシュな新入社員も数か月もすると日々の業務に忙殺されて、視野が狭くなってしまい、自分の生きている世界が会社の中だけと思い込みがちになります。

また、慣れない環境で失敗も多く経験してしまうことで落ち込んでしまうことも多々出てくるかと思います。

 

そんなときは、一度、会社や仕事という枠を外して物事を考えてみることをおススメします。

難しいかもしれませんが、もし自分が全く違う環境にいたら?と想像し、違う世界にいる自分が、今の自分を客観的に見たらどのように感じるかを想像するのです。

「自分の気持ちを押さえて、本当の力を出し切れていないんじゃない?」と思うのか、

「少し手を抜いているんじゃない?本当はもっと頑張れるんじゃない?」と思うのか、

あるいは、「今の環境が自分にとって合わないんじゃないか?」と思うこともあるかもしれません。

 

もし、違う世界からみた自分が、今頑張っている環境が自分に合わないと思うのであれば、どういうところが自分に合わないかを書き出してみましょう。

そして、書き出した内容を客観的に見て、自分の力ではどうしようもなく解決できないけど、環境を変えることで解決するのであれば、自らの環境を見直した方がよいのかもしれません。

 

よく「石の上にも三年」とか、「仕事は継続的にやらないと、本当の意義が見いだせない」という人もいると思います。それも一理はあるのですが、客観的に自らの力でどうしようもならない環境であれば、自らその環境を飛び出すということも選択肢の一つとして持っておいた方がよいでしょう。

ただし、単に「環境が合わないからや~めた」というのでは、環境を変えても新しい環境でも長続きしません。

ポイントはいかに客観的に自分のことを見れるかというところにあります。

 

・自分の「弱さ」はどんなところだろう?

・どうしたら「弱さ」を克服できるだろう?

・自分の「強み」はどうしたら活かせるだろう?

・どうしたら自分の「強み」を活かせる環境に行きつけるだろうか?

 

「どうしたら~だろう?」という問いを繰り返しながら、その答えが十分に出せた時は環境を変えるチャレンジが整っていると考えられます。

逆に、そうした問いの繰り返しによって、今の環境でも自分の出来ていないことが見つかって、もう少し今の環境で頑張ろうと思うかもしれません。

 

また、「今の環境が嫌だから」というマイナスの感情で起こす行動は、ポジティブな結果を生みにくいですが、何かを克服しようとするポジティブな感情で起こす行動は、その後の結果もポジティブになりやすいと思います。

 

新入社員の皆さんにとっては、まだ、新しい環境が自分に適しているかはわからないと思いますが、慣れてくるとどうしても視野が狭くなりがちです。そうしたときに、客観的に自分を図る物差しみたいな視野で自分を見つめなおし、ポジティブにチャレンジできる選択肢を持っておくことをおススメします。

 

とはいえ、まずは新しい環境で自分らしくチャレンジできるのが一番です。

今は、環境に慣れることで一杯だと思いますが、落ち着いたときに、ぜひ、客観的に自分を振り返ってみてチャレンジできているかを確認できたらいいですよね。

フレッシュな皆さんの新たな門出を応援しています!