ソワソワするおじさんの春

皆さん、こんにちは。

若者とおじさんのコミュニケーションを見つめるモ〜です。

すっかり春めいた陽気に、まもなく桜も咲き始めるようですね。

春といえば、世の中の会社では異動があったり、新入社員が入ってきたりと、なにかとソワソワする季節でもあります。

私の勤める会社でも、新入社員が入ってくるとのことで、これから少しずつソワソワした雰囲気になってくるでしょう。

人見知りな私は、初対面の人とのコミュニケーションが苦手で、この時期、新入社員の皆さんと話しをするのがなんとなく気が重かったのですが、ひょんなことから、初対面の人とのコミュニケーションの場で緊張しなくなったので、今日はそれを少し紹介したいと思います。

私の会社に、いつでもどこでも堂々と話しをするおじさんがいます。

ある日、アガリ症の私が「なんで、そんなに堂々と話しが出来るのですか？」と聞いたとき、こんなことを話してくれました。

「お前、なんか自分が凄い人だと勘違いしてない？人間なんて、性別以外のことは外見じゃ判断出来ないし、相手がどう捉えるかなんてわかりっこないんだからさ。相手に伝えたいことは何かと、それがきちんと伝わっているか、相手が伝えたいことは何かの3つだけを考えてたら、緊張なんかしてるヒマはないんだよ。」

確かにその人は、相手が社長でも若手でも関係なく堂々と話しをしていますし、一生懸命伝えよう、相手の話しを受け取ろうとするからなのか、周りの人からも一目おかれる存在になっています。

コミュニケーションの本質は、相手に伝えたいことがきちんと伝わること、そして相手が伝えたいことをきちんと受け取ること。

相手を見て、緊張したりカッコつけたりする私には目からウロコのお話で、そのことを意識すると、あら不思議、緊張するヒマなんかありません。

おかげで、初対面の人と話をするときでも緊張しなくなりました。

春は、色々な出会いがある季節。

ちょっと気どるのは、特別な人の前だけにして、伝えることに一生懸命になってみませんか？

コミュニケーションを取ることが、意外と楽しくなるかも知れません。