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何かを主張する時の視点

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こんにちは、Mです。

 

大手化粧品会社DHCの会長が自社ホームページ上に人種差別的な発言を掲載したことから、商品に対する不買運動が起きているというニュースが少し前にありました。

※発言の良し悪しや不買運動の是非にはあえてここでは触れません。

 

この不買運動に賛同した方が、Twitterに「DHCの代わりに使えるコスメ」という投稿をされていました。

mobile.twitter.com

 

これは、DHC製品を使っている人に向けて、代替品になりそうな他社製品を紹介した内容で、「コスメオタク」と自称されているだけあってたくさんの商品を詳しく(商品愛たっぷりに)掲載されています。

最初はひとつのツイートでしたが、数が増え、他のTwitterユーザーとも繋がっていき、さらにブログまで立ち上げられたようです。

new7-me.hatenablog.com

 

不買運動として、自分自身が買わないことや、周囲の人にボイコットを呼びかけることはすぐ思いつきます。

この方は「DHC製品を今使っている人がこれからどうするか」という、一歩踏み込んだ視点で提案をされていたことが、とても印象に残りました。

 

化粧品は人によって体質や肌質に合う・合わないという問題があるため、中には「気持ち的にはこの会社の製品を使いたくないけど、他のどの製品が良いのかわからず使い続けている」という人がいてもおかしくはありません。

そういう困っている人にとって、このTwitter投稿は少なからず後押しになったかと思います。

 

ある意見について単に自分個人が主張するだけでなく、別の角度から「仲間を支援するような提案」を出すことによって、コトをより効果的に進められる可能性があるのだと、この方の投稿に気づかせてもらえました。

 

他にどんなケースで使えるか、具体的にはまだ思いついていませんが、何か案を考えるときの視点のひとつとして、頭に留めておきます。

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