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オンラインセミナーでのチャット活用のススメ

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こんにちは、kok(こく)さんです。

昨日、Zoomを使ったオンラインセミナーの講師をさせていただいたのですが、今回は「チャットを多めに使ってみよう」と思ってやってみたら、予想以上に良かったので、ご紹介しますね。

(1)チェックインでチャットを使う
僕は会議でもセミナーでも基本的にチェックインの時間をとるようにしています。チェックインを行う目的はいろいろありますが、一番の目的は「参加者の参加意識を高める」ことです。このMoreブログでもこれまで何度かチェックインについて書いてますので、「チェックインって何だ?」という人は過去記事をご参照ください。(過去記事:「会議のチェックイン」「会議のチェックインの応用編、こんな使い方も」

オンラインの場合でもチェックイン的なものはぜひやりたいと思うものの、参加者全員に順番に話をしてもらったり、ブレイクアウトルームを作ってグループ毎に話し合ってもらうというのは、なんかちょっと違うな〜という気がしてました。なんというか、オンラインの場合はもっと手軽にさくっとやってしまいたい。

それで昨日はチャットを使うことにしました。チェックイン的なお題を決めて、その答えを参加者全員にチャットで一斉に送ってもらうのです。お題は、たとえば、「今日はどこから参加してますか?」「このセミナーに期待してることは何ですか?」等。返ってきた答えを見ながら講師は、「おー、こんなに遠くから参加している人もいるのですね〜」とか少しコメントしたりします。

このやり方だと短い時間で参加者の状況を把握することができますし、講師からの問いかけにチャットで答えるという能動的なアクションをとることで、また他の参加者の回答を見ることで、参加者意識が高まってきます。

(2)課題の回答をチャットで送ってもらう
セミナー中には参加者に課題を考えてもらう時間がありますよね。考えてもらった後、手を挙げてもらったり、講師が指名したりして、参加者に答えを発表してもらうと思います。オンラインでもこれと全く同じことができますが、昨日はあえてチャットを使ってみました。

時間がきたら講師が合図をして、全員に一斉に答えをチャットに上げてもらうのです。ひとりを指名して答えてもらうやり方だと、答えを発表することができるのはひとりだけですが、チャットを使えば全員が発表することができます。また、他の人よりも早く回答しようととか、他の人より工夫した回答をしようという意識が生まれます。これもなかなかおもしろいな〜と思いました。

(3)ふりかえりにチャットを使う
僕はセミナーの最後には必ずふりかえりの時間をとるようにしています。セミナーの内容で得た学びや気づきについて、また明日からやってみようと思うことなどについて、考えてメモしてもらいます。その際、ただメモをするだけではすぐに忘れてしまうので、何人かの参加者に発表してもらったり、グループ単位で話し合ってもらったりします。このひと手間をかけることで、参加者のその後の実行力が大きく変わってくるのでこれはぜひやるべきことだと思うのですが、これをやるには時間がかかってしまいます。

そこで、昨日はふりかえりでメモった内容を全員にチャットで送ってもらうことにしました。これは実際にやってみて、予想以上にいいな〜と思いました。「**が勉強になりました」「明日から**をやってみます」といったコメントが一斉にチャットに上がる様はなかなか圧巻です。他の参加者のコメントがまた気づきになったりしますし、講師はこのチャットがそのまま記録に使えます。

さらにもうひとつ、講師にとって良い効果があるのですが、これについてはここに書くことは控えますね。気になる人は僕に直接聞いてください。(笑)