Moreブログ 

ノウハウ・知識、笑い・癒しの提供により社会貢献をめざします

プレゼンやスピーチでガチガチになるアナタへ ~プレゼンにおびえない4つの”心構え”~

f:id:moreblog:20171202104951j:plain

 

Mです。
社会人になると、会議でのコメント、お客さんへの説明、宴会でのスピーチなどなど、
人前で話したりプレゼンをする機会が増えてきます。
そういう時いちばん困るのはやはり“緊張”ではないでしょうか。

 

私は昔から話すのが苦手で、今では多少人前で喋れるようになりましたが、新卒入社すぐの頃の朝礼で「ひと月働いてみた感想はどうかね?」という、何を答えても問題ないようなテーマにも関わらず、緊張MAXで「すすすいません、パスで、、。」と敵前逃亡するポンコツぶりを晒したこともあります。

 

本屋に行くとプレゼンに関する本はたくさんあり「場数を踏む」や「事前に練習をする」など秘訣が書いてありますが、その前に、とりあえずこれを頭の隅に置いておけば気が楽になるような“心構え”を紹介したいと思います。

 

その1.たいした話はしなくていい。

「何かいい話を披露しよう!」などと考えだすと、“目新しい内容か?”、“聞く人に受けるか?”が気になり、普通な話をするのがダメなようなプレッシャーを感じてしまいます。
ですが安心してください、聞く人はあなたの話にそんなに期待してません。
ふだん思ってること、以前に他の人が話したことでも言っておけばそれで十分なのです。
それに“目新しい話題”というものは、聞く人にとって馴染みのない内容なので、理解してもらうために余計に説明が難しくなるというリスクもあります。

 

その2.全部を話せなくていい。

“書いた紙を読み上げる”場合でなければ、話す内容を頭に入れ思い出しながら喋るのが普通です。
「全部を覚えよう」「漏らさず話そう」と意識すると、頭の負担が増え緊張がまた高まります。
が、大丈夫です。聞く人はあなたが話す内容が全部でどれだけあるかなんて知りやしません。
話し忘れたことがあっても、それで全部かのように平然としてればいいのです。

 

その3.良い聞き手だけを見てればいい。

聞く人の目って気になりますよね。特にシカメっ面や、眠そうにしてる人がいると、
それだけで全否定されたかと思って心臓がバクバクいいだします。
でも、気にしなくていいです、そもそも皆あなたの話をそれほど真面目に聞いちゃいません。
なんとなく耳を向けながら、寝不足や後の仕事を気にして苦い顔をしているだけです。
そんな人たちは放っておいて、聞いてる人の中でも比較的ニコニコしてる人だけを見て、自分の話はウケていると思い込みましょう。

 

その4.ヤバいと思ったら口に出せばいい。

話している途中で、言い間違えたり、内容を忘れたり、時間が延びたとき、
「ヤバい!」と思って焦り、ドツボにはまることがあります。
そんな時は「あスイマセン、言い間違えちゃいました」「うーん、話すことが頭から漏れちゃいました」「話長いですよねー、もうすぐ終わりますから。」などと、
“心配してるそのこと”を口に出しちゃえばいいです。自分から暴露して聞き手と共有してしまえば、悪いことを隠しているような罪悪感はなくなり、また、(言い間違えに気づいていた)聞き手と共感が生まれ、そこで笑いが起きて緊張がとけるなんてこともあります。

「聞き手もまた別の機会には話し手となる仲間」と思って、カッコつけずざっくばらんに、緊張と仲良くやっていきましょう。


【ご注意。】
これらの心構えは、あくまで気を楽にするためのヤツで、プレゼン自体の良し悪しとは別の問題です。
TPOでの使い分けにお気をつけくださいませ。