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ボクが採血をしたときの話

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こんにちは。オレンジ色のユニフォームです。

 

今回はボクが採血をしたときの話を紹介します

 

マレに採血中に倒れてしまう人や、気分が悪くなる人がいるようです。

 

ボクには、そのような事象が発生することがにわかに信じられませんでした。

 

注射はキライだけれども、血を抜かれるくらいで、倒れたり、気分が悪くなったり、ボクには無関係だとタカをくくっていました。

 

数年前のこと、血液検査のために病院で採血されることがありました。

 

ボクは採血の待合室で静かに順番が来るのを待っていました。

しばらくすると、ディスプレイにボクの番号が表示されました。

 

ディスプレイの元へ向かうと、採血担当者は年配の男性でした。

昔はバリバリ現役の医者をやっていた人みないで、威厳のあるかたでした

 

受付番号が書いてある受付用紙を「よろしくお願いします」と提示すると、

 

採血担当者「お名前と生年月日を教えてください」

オレユニ「オレユニです。生年月日はxxxx年xx月xx日です」

 

採血担当者「はい、ありがとうございます。確認ができました」「それではいくつか質問をさせていただきます」

オレユニ「はい」

 

採血担当者「これまで採血中に倒れたことや気分が悪くなったことはありますか」

オレユニ「一度もありません」(あるわけないじゃんかよ~、という気分)

 

採血担当者「採血後に血が止まらなかったことはありますか」

オレユニ「ありません」(キッパリ)

 

採血担当者「はい、わかりました。それでは採血を始めます」

オレユニ「やさしくお願いします」(注射はニガテなんです)

 

採血担当者「(ニヤリとして)はい、わかりました。やさしくやりますよ」

オレユニ「よろしくお願いいたします」

 

採血担当者「採血の途中で気分が悪くなったら遠慮しないで教えてくださいね」

オレユニ「はい、わかりました」(だから、そんなことはありませんから)

 

採血担当者「チクっとしますよ」(グサッ)

オレユニ「うっ」

 

採血が始まった

 

な、なんと、しばらくすると、頭がクラクラしてきたではありませんか

 

ヤ、ヤバイ

 

頭がクラクラしてきた

 

これは、ついに来てしまったのか

 

こ、これは、ついに、

 

採血担当者の言った、「採血の途中で気分が悪くなったら遠慮しないで教えてくださいね」の言葉が頭によぎる

 

ヤバイ、これは言わなきゃいけないレベルだ

 

と、思った瞬間です

 

採血担当者「お、地震ですね。揺れてますね」