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褒められて育つタイプです。

みなさん、こんにちは。

若者とオジサンのコミニュケーションを見つめるモ〜です。


少し前に、日大アメフト部の問題が世間の話題をさらいました。

若者を部下に持つオジサンとしては、日大の監督の部員への接し方は、少し時代遅れなんじゃないかな〜と思いながらニュースを見ていました。


日本のオジサンたちは、自分のことを棚に上げて若者を叱りすぎなんじゃないかなと思うのです。

思えば、自分が若かった頃、上司に叱られたときよりも、褒められたときの方が、俄然仕事を頑張ろうという気になったものです。

褒められると、チームの業績がぐんぐん上がるというデータもあり、ひょっとして、褒める方が生産性の高いチームが出来るんじゃないかと、最近特に思うのです。

そこで、褒められるとチームにどんな良いことがあるのかを考えでみました。


① 褒められるとメンバーのモチベーションが上がる

     褒めるのは、褒める側が褒められる人の頑張ったプロセスを見て褒めることが多いですよね。自分が頑張って取り組んできたプロセスを上司が見てくれていたかと思うと、更に仕事を頑張ろうという気になるものです。


② 褒められるとチームの一体感が増す

     チームのメンバーが褒められているのを見ると、自分も頑張ろうと思うとともに、その人がなぜ褒められたのかを考えます。チームが目指す方向性に即した褒められ方をされていた場合、チームのメンバーも同じ方向を向いて仕事をした方が自分も評価されるのでは?と考えます。結果的にチーム全員が同じ方向性を向いて仕事をするようになるのです。もちろん、褒める側のスキルも求められますが。


③ 部下が見習うようになる

     人は自分にとって嬉しいことをされると、今度は同じことを違う人にしてあげたくなるそうです。

褒められた人は、そのことを覚えていて、自分が先輩という立場になったときに、自分が上司にしてもらったように、後輩を褒めるようになります。そうすると褒められた後輩は、上記の①②を感じ、さらに後輩を褒めるようになる。そうした好循環がチームに生まれます。


このように、褒めることはチームの生産性を高める要素がたくさんあるのです。

もちろん、褒める側が褒めるポイントをきちんと押さえていたり、褒めるスキルを有していなければならなかったりしなければいけませんが、こんなに良いことがあるのなら、オジサンたちは怒るのをやめて、今すぐ褒めるスキルを身に付けた方が良いと思いませんか?


そんなわけで、日大アメフト部の一件から、褒めることの大切さを思い出したのでした。


かくいう私は、褒められて育つタイプです( ̄▽ ̄)。