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あのビルは父さんが作ったんだよ


こんにちは、オレンジ色のユニフォームです。

 

先日、映画の試写会に招待されたので富山まで行ってきました。

今回の記事は試写会に行くことになった経緯と映画の紹介(ネタバレなし)をします。

 

試写会に行くことになった経緯

 

2020年春のこと

コロナ禍で在宅勤務が始まり

自宅で音楽をかけながら仕事をするのが普通になりました

 

ふとしたきっかけで中山うりさんの歌に出会い、

その歌声に癒しを覚え、

すぐにハマりました。

 

コロナが落ち着いてライブが再開すると参加しました。

生の歌声を聴いてまた感激しますますハマっていきました。

 

2021年の金沢ライブの時、

中山うりさんから「とある映画の主題歌のオファーがあった」との話をお聴きしました

 

映画の題名は「幻の蛍」

オール富山ロケの映画らしい

オファーがあった曲はボクの好きな「ホタル」

その時は「機会があれば観に行ってみよう」と思う感じでした

 

その後、コレもふとしたきっかけで、その映画のクラファンが立ち上がっていることに気づきました

 

1万円だすと、Tシャツ、監督からの撮影状況がわかるメッセージ、それと、富山で行われる試写会招待されることがわかりました。

ただ、3万円出すと、上記に加えて、エンディングロールに支援者として名前がのせられるというではありませんか。

 

何か特別な縁を感じて3万円をだすことにしました。

 

時は流れて2022年。

いよいよ映画が完成し、5月に行われる富山での試写会の案内がありました。

 

しかし、残念なことに日程が合わず当日の参加は難しいことがわかりました。


やむなく今回は参加できない旨返信すると、


事務局の方から、都合が悪いのなら6月に富山で行われる先行上映会に参加しないかとの打診がありました。

当日は出演者の舞台挨拶もあることのこと。

しかも、その中に中山うりさんも入っているではないですか。

二つ返事で参加する旨返信しました

 

こうして2022年6月24日(金) にボクは富山へ映画をみにいくことになったのです。

 

映画「幻の蛍」の概要

 

映画は日常のシーンが淡々と描かれているところから始まります。

時はゆったりと流れています。

 

周辺の役の人達との会話や反応で、

主人公の置かれた境遇や内面の心理状況が伝わってきます。

登場人物達との関係が徐々にわかってきますが、

でも肝心なところはモヤっとしたままわかりません。

 

場面が切り替わって、もう一人の日常が描かれます。

ここでも周辺の役の人達との会話や反応で、

普通だけどちょっと普通じゃない感じの雰囲気が伝わってきます。

 

二つの人達は少しずつ少しずつ近づいていきます。

 

そして夏の暑い日に、

富山の圧倒的な自然の中で、

その二人だけの空間が生まれます。

 

そこから物語も動き始めます。

 

ド派手な空中戦やCGの活用はありません。

国民的な美少女がでてくるわけではありません。

 

くだらない大人にはなりたくない普通の娘が、

富山の自然の圧倒的な緑の中で、

思春期の生きづらさを演じています。

 

姉と妹

そして

親と子

 

なんとも心にしみる作品でした。

最後のエンディングロールの中山うりさんの「ホタル」がとても心に響きます。

 

全オレが泣いた

 

映画の最後のシーンが終わると、

そのままエンディングロールが始まりました。

 

中山うりさんの歌声は

 

「よかったよね」「いい映画みられてよかったね」「おつかれさま」

 

とやさしい声音で包んでくれるようでした。

 

そして、ついにでてきました

 

ボクの名前が

 

ものすごい数の人の名前が小さい文字でビッシリ書かれていると思っていました。

#望遠鏡を使って探さないとわからないんじゃないかと思っていました

 

が、

しかし、

 

なんと、ボクの名前が

普通の文字の大きさで

それほど多くない人の中に

存在感あふれる(えーと、主観です)ように

鎮座しておりました。

 

昔のCMで「あのビルは父さんが作ったんだよ」というものがありました。


自分の名前が載っているエンディングロールをみて、

 

ボクも自分が生きた証を残せた、と感慨深いものがありました。

#ちょっと大げさかww

 

ボクは感激のあまりジワッときてしまいました。


全オレユニが泣いた!

#オチなし

 

(了)