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中小企業診断士はなぜ飲み会が多い?

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こんにちは。kok(こく)さんです。

一週間後にはもう12月。忘年会シーズンに突入しますね。

中小企業診断士は他の士業に比べて飲み会が多いと言われます。僕も実感として多いと思います。それも、診断士同士で飲みに行く場合が多い。これ、どうしてなんでしょうね?その理由について考えてみました。

 

中小企業診断士経営コンサルタントの国家資格ですが、この資格を持っていないとコンサルという仕事ができないというわけではありません。税理士さんや弁護士さんなど他の士業だと、その資格を持っていないと行うことができないいわゆる独占業務というものがありますが、中小企業診断士にはそれがありません。

独占業務がある士業の場合、その士業の仕事の範囲が明確になりやすいですが、診断士には独占業務がないので、診断士の仕事というものの範囲は曖昧です。仕事の範囲が曖昧であるということはどんな仕事をやっても良いということにつながり、その幅広さが診断士という仕事の魅力のひとつでもあるのですが、一方、そのために生じる課題もあります。

それは、どんな仕事を受けても良いということは、自分の専門外の業務が含まれた仕事を受けてしまう可能性が高くなるということです。たとえば、ある中小企業の新規事業立ち上げの支援をすることになったが、その一部にはITシステムの選定が含めれていて、自分はITが専門外だという場合。その場合どうするか?

自分はできないなら誰かにやってもらうしかないですよね。こういう場合は、ITに詳しい仲間の診断士に協力をお願いします。そのためには、日頃から、ITに詳しい他の診断士と知り合いになっておく必要があります。では、どこで知り合いになるか?多くの場合は飲み会の席ですよね。

つまり、診断士は独占業務がなく、してもよい仕事の内容が曖昧で幅広いため、自分の専門外の業務が含まれた業務を受けることが多く、常日頃から自分ができない業務のことに詳しい他の診断士と知り合っておく必要がある。つまり他の士業よりも診断士間のネットワークが重要であり、その結果、自然と飲み会が多くなる。いかがでしょうか?

えっ!飲みに行く言い訳にしか聞こえないって!?