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文章の推敲、どんな力を使ってる?

f:id:moreblog:20181209101636j:plain杏です。

みなさんは文章を推敲する時、どんな力を使っていますか?

 

今年のはじめ、友人のKさんと夜ごはんを食べていてこの話に

なったことを思い出しました。

文章を書くのが好きな二人ですが、お互いのやり方を聞いてびっくり。

全く違う力を使って推敲をしていました。

 

Kさん、視覚をフル活用。

Kさんが文章を推敲する時に大切にするのは「視覚」。

 

漢字、カタカナ、ひらがなのバランスや熟語や慣用句などの

バランスを見て、良い塩梅に整えていくのだそうです。

 

例えば熟語を多用していたら、違う言葉に置き換える。

漢字を多用していたら、ひらがなにしてみるといった形。

私が今まで考えたこともない推敲方法でした。

 

私、音感をフル活用

対して、私が大切にしているのは「リズム」。

仕事でものを書く機会も多いのですが、

真面目な文章でもやわらかな文章でも、

これを一番意識しています。

 

文の長さや終わり方が単調すぎず、冗長すぎないか。

立ち止まらないと理解できないような長文になっていないか。

文章を音として捉え、心地よく流れそうか、

力強さが必要ならばその感じが出ているかを考え、

整えていきます。

 

2人の違いは「何が好き」、「何が苦手」にある?

Kさんに私の話をしたところ、

彼女は全く音を意識したことはないとのこと。

そして、聴覚を使う音声教材は短時間しか集中できず

苦手なのだそうです。

 

一方、(特に学生の頃の)私はじっと座って読むような

勉強が大の苦手。

耳で聞き流せる方が身体を動かしていられるので

気楽で好きでした。

考えてみると、素敵だなあと今でも心に残っているのは

平家物語」と中島敦の「山月記」。

声に出して美しく、小気味好い。リズムが楽しい。

自分でもこういうものを書きたいと思っています。

(と言いつつ、この投稿は締め切りを過ぎてえいやで

書いています。。ごめんなさい!)

 

推敲法マッピングをしてみたい!

普段あえて口に出すことのない推敲法ですが、

どの力を主軸にするかはその人のこれまでの

「好き」や「苦手」と紐づいていて奥が深そう。

まだまだ違うやりかたがあるのかも?と

とっても気になります。

 

いろんな方のやり方を集めて分布図とか作って

みたら面白いかも。

言語によっても違うのかな。。。?

わくわくしてきます。

 

みなさんが何派か、どうぞ教えてください^