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ベトナムざっくり人間模様(後編)

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こんにちは、Mです。前回↓に続きベトナムの人々のお話を。

 

moreblog.hatenablog.com

 

なお旅行中、メコン川クルーズという南国自然満喫系のツアーに参加したのですが、今回のお話はその時ガイドをしてくれた、現地お姉さんランさんに教えてもらえたものがメインです。

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ツアーガイドのランさん

 

4.ベトナムの街中には“若い人が多く見える”

街中を歩いたり、レストランやカフェにいる時に「あれ、お年寄りとか子供ってあんま見ないな…」とうっすら感じていたのですが、それには理由がありました。

実は、飲食店のホール係や小売の販売員に就くには、18~30歳までという厳しい制限があるそうです。日本では最近はシニア層のコンビニ店員さんなども珍しくないですが、ホーチミンでは個人商店の店主兼店員のような場合だけのようです。

では、それ以上の人はどこで働くかというと、工場や建築現場、オフィスなど、観光客の目にはふれにくいけど人手を必要としている仕事は全然あるので、年齢とともに仕事を変えるような働き方をするそうです。

 

5.ベトナムの人の“結婚事情”

このあたりはもうランさんの小咄からですが、結婚事情について。

ベトナムでは女性は特に20代前半までの結婚が大半だそうです。“女性は”というのは、実は年の差夫婦がこちらでは当たり前で、「40歳過ぎたらハタチの娘と結婚して落ち着く」なんて恐ろしいことを口にする輩もフツーにいるそうで。。。

交際時のアプローチでは、男性からおごったりプレゼントしまくって愛情と経済力を猛烈にアピールしますが、結婚後はぱったりと無くなるとか…。ただ、ベトナムの家庭では奥様が家計をガッチリつかんで大蔵省(古い表現)になるので、欲しいものがあればもうご自分で好きに買われてるのかもしれません。

 

6.ベトナムの人の“リッチとサクセス”

ベトナムは現在GDP成長率7%と経済発展の真っただ中で、道路網の整備や地下鉄の敷設など、街を見てもすごい勢いを感じることができます。そこで働く人々もさぞ潤っているかと思いきや、実はそうでもないそうです。

労働者のお給料は年々上がってきてはいるのですが、豊かになったと強く実感できるほどではなく、雇用者として働いているうちはリッチにはなれないのだとか。

なので、お店や事業を興してチャレンジする人も多く、成功すれば経済成長の恩恵にあずかりお金持ちになるのも夢ではありません。ちなみに事業で儲かったお金の使い道は「土地を買う」一択です。日本のバブル時よろしく、数年で何倍にも値が上がり、お金持ちはさらなる大金持ちに、というサクセスストーリーを目指してがんばっています。

なお、事業に失敗する人ももちろんいて(その方が多い?)、田舎に帰って出直しという流れになるのですが、田舎では農業をしていて食べることには困らないので、どうやらそこでのんびり暮らしながら、どこかで再起をはかるみたいです。

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