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孤独のグルメの楽しみ方④

百貨店出身の中小企業診断士 madmaxです。

孤独のグルメの楽しみ方シリーズ、前回は③で年末特番の件をご紹介しました。

今回は「聖地巡礼」という楽しみ方をご紹介したいと思います。

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昨年、孤独のグルメはシーズン9で12話が放映されました。

実はシーズン9では意識的に新たな取り組みを取り入れています。

具体的には、過去のシーズンでお邪魔したお店を再度シーズン9の各話の冒頭に再登場させるといったものです。

シーズン9の第5話では、静岡県賀茂郡河津町にある「わさび園 かどや」さんが再登場します。このお店はシーズン3の第3話のメインとなったお店です。

静岡県賀茂郡河津町河津桜で有名な町で、私の第三の拠点である伊豆高原から車で40分ぐらいの場所にあります。その町の「河津七滝(かわづななだる)」のそばに「わさび園 かどや」さんはあります。

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たまたま、先日、伊豆高原に仕事を兼ねて老母を湯治に連れて行った際に、時間ができたので、上記の「わさび園 かどや」さんに「聖地巡礼」に行こうと思い立ちました。

道中、ネットフリックスで放映された回を観ながら現地に向かうというのも孤独のグルメの楽しみ方の1つです。

土曜日だったので混雑を危惧していましたが、案の定、11時30分に現地に着いたにも関わらず、食堂でご飯を食べるには100人待ちぐらいになっており、30分経っても待ち客リストが2~3行しか進まないという状況でした。

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孤独のグルメで2回、直近では昨年紹介されたこともあり、当然、お客様は大きく増加しているのですが、待ち人数がなかなか減らない原因は、以下の2つだと思います。

コロナ禍ということもあり、店舗内はソーシャルディスタンス確保をしっかり行っていらっしゃいました。

また、人気店になると、儲けやお客様をさばくことが目的となってしまい、結果として料理の品質が低下して評判を落とし没落していくケースが多々ありますが「わさび園かどや」さんはどれだけ人気になっても店主様の「わさび愛の強さ」は揺るがないようで、料理提供までにはしっかり時間をかけている様子がうかがえました。

ここで、聖地巡礼者の考えは2つに分かれると思います。

1つは、何が何でも聖地で番組にでた料理を食べて帰る

もう1つは、聖地が健在であることに感謝して今後の発展を祈りつつ食事はせずにお土産を買って帰る

私は後者を選びました。

理由は以下の通りです。

人によっては「オペレーションが良くない」「客を待たせて何様だ」的に怒鳴り散らす人もいるかもしれませんが、私は、きっちり品質維持と安全対策にお店全体で取り組んでいる姿を目の当たりにしてしまったので「これからも頑張ってください」と心の中でつぶやきつつ、食事は諦めました。

その代わりに店主様が店番をするお土産ブースで「わさびの三杯酢漬け」を購入しました。

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この商品は番組本編では箸休め的にわさび丼に添えられていた程度だったのですが、原作者の久住さんのコーナーで単品で取り上げられ久住さんが「これおいしい!」って言っていた記憶があり、思わず購入してしまいました。

店主様は「まだ漬けたばかりなので、2~3日待ってから召し上がっていただくと最高です!」とわさび愛丸出しでおっしゃっていました。

「よくある三杯酢漬けだろう~」と油断していましたが、2~3日していただいたところ「本当にめっちゃうまい!」と叫んでしまいました。

三杯酢のさわやかな甘酸っぱさにしゃきっとした食感とピリッとしたワサビの辛味のバランスが絶妙なのです。お酒の肴にもできるし、ご飯のお供にもできる逸品です。

「変な添加物の味もしないな」と思ったら原材料は「わさび、食塩、酢、砂糖、醤油」と記載されており、やはり添加物は使っていないことが分かります。

メインのわさび丼はいただけませんでしたが、個人的には聖地巡礼の醍醐味を味わうことができた上、「わさびの三杯酢漬け」といった最高の商品に出会うことができたので、大変満足しました。(あと2~3個買ってくればよかった(^^)/)

次回は、平日の空いている時間帯にお邪魔して、わさび丼をいただこうと思います。

皆さんにも、お店に最大限の敬意を払いつつ、聖地巡礼されることをお勧めします。

ではでは。

わさび園かどやさんの魅力を紹介したページ

伊豆河津「わさび園 かどや」の「わさび丼」で味わうわさびの本当のおいしさ|Webマガジン「発酵美食」|マルコメ