4Kでフィルターバブルから抜け出そう!
とっかかりはNHKのプロフェッショナルの再放送
日曜日の昼間、ふとつけたテレビでNHKのプロフェッショナルの再放送が流れていました。
数々の話題ドラマをてがけてきた有名な脚本家の回でした。
「東京ラブストーリー」「Mother」「最高の離婚」「Woman」「カルテット」「anone」
その脚本家が世に出してきた作品が紹介されていました。
しかし、ボクはほぼ知りませんでした。
若い頃はテレビドラマをまったく観ていなかったからです。
その脚本家の作品に興味は持ったものの、次の行動に移すまでには至りませんでした。
「本の交換」会なる企画で
そして、2カ月ぐらいたった頃、とある懇親会が開催されました。
その懇親会では「本の交換」会なる企画がありました。
自分が読み終わった本や積読状態の本を持ち寄り交換するというものです。
なんと、その場に、先の脚本家を特集した本がでてきたのです。
写真集っぽい、大判の書籍でした。
高価そうな書籍は「同じものを2冊買ってしまった」からという理由で持ち込んでくれたのでした。
なんとも言えない縁を感じました。
少々強引な感じでしたが、その本を譲ってもらうことができました。
自分の趣味趣向では、ゼッタイに手にしない本が手に入ったのです。
パラパラと読み始めると、グイグイとひき込まれました。
そして、その脚本家の作品を観てみたいという欲求がモリモリと湧き上がってきました。
早速、入会済みのAmazonプライム・ビデオを探したところ、観たいと思っていた作品(「Mother」「最高の離婚」「Woman」「カルテット」「anone」など)がことごとくありませんでした。
他の動画配信サービスに入会してまで観る気持ちはありませんでした。
一旦、熱は冷めました。
そして、ついに
それからさらに3カ月たったころ後、Amazonプライム・ビデオで視聴してとある作品(6シーズンもの)が途中で配信終了になってしまいました。
その後の展開が気になってしょうがなかったので、ついに他の動画配信サービスに手を出すことにしました。
とはいっても、無料視聴期間を上手に使っての視聴でした。
GWの10連休を利用して、U-NEXTの14日間の無料視聴期間に入会することにしました。
視聴仕掛かり中だった作品は無事観終わることができました。
まだ無料視聴期間があったので、他の作品を探してみました。
すると、あったのです。「Mother」「Woman」「anone」の3部作が。
コレはちょうどよかった、と思い早速視聴をし始めました。
その後、他の動画配信サービスに移りながら脚本家氏の作品を視聴継続しています。
作品のクオリティは高く、期待以上の感動を味わっています。
加えて、登場する役者の個性に出会うことができています。
「こんなすばらしい作品に出会えてよかった」
「スゴイ役者はいるもんだなぁ」
自分だけの世界で生きていたら味わえないことだと思います。
4K行動でフィルターバブルを回避する
フィルターバブルという言葉があります。
これは、Googleなどの検索サイトが提供するアルゴリズムが、各ユーザーが見たくないような情報を遮断する機能(フィルター)によって自分が見たい情報しか見えなくなることを、まるで「泡」(バブル)の中に包まれたようだと、いうことから生まれた言葉です。
Googleなどの検索サイトだけではなく、生身の自分もフィルターバブル状態になっていると、自身の趣味趣向にあうものだけをインプットすることになります。
その結果、偏った情報だけで意思決定することにもつながります。
フィルターバブルに陥らないためには、積極的に他人のオススメを聞いてみるのもいいと思います。傾聴すること。
その機会をつくるために、多様な人とつながる機会を設けることも大事です。
たとえば、SNSなどコストをかけずに気楽につながるツールを活用するのは有効だと考えます。機会をつくること。
そして、興味を持つこと。
さらに、行動すること。
近日、その懇親会が再び開催されます。
そして、再度「本の交換」会が行われることになりました。
今度はどのような本と出会い、展開があるのでしょうか。
ワクワクした期待がたかまります。
さぁ、4Kでフィルターバブルから抜け出そう!
以上