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上がるとよくないものと上がるとよいもの

 

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在宅勤務のPC周りの環境を整えるべく、雨が降る中、歩いて徒歩7分くらいにある電機量販店に行ってきました。

 

やりたかったことは次の2つです。

タブレットPCの小さい画面を常設のディスプレイにつなげること

タブレットPCの小さなキーボードを常設のキーボードにつなげること

 

上記のことを実現する手段としては、タブレットPCのタイプC口とマルチアダプターを使って常設デバイスにつなげることを考えました。マルチアダプターに必要なスペックは最小限、次のものが接続できればよいことは確認済みでした。

・ディスプレイ:HDMI

・キーボード:USB タイプA

・マウス:USB タイプA

 

電機量販店でマルチアダプターのコーナーで調べてみると、いろいろなものが接続できればできるほど、高価格になることがわかりました(これは想定通りでした)。

 

SDカードも刺さるものは10,000円を超える価格でした。

ボクが探しているのは、上記の接続さえできればいいので、値段の安いやつを探していました。すると、だいたい7-8,000円(税込み)という価格帯でお目当ての物は入手できそうなことがわかりました。

 

さらに探していると、なんと、3,780円(税込み)という製品があるのをみつけました。

 

「これは格安だ」

 

現物が商品ケースに置いてあったのでスペックを確認しました。

 

スペックは次の通り。期待よりもやや上のスペックであることが分かりました。

 

タブレットPCのタイプC口

・タイプCの電源口

HDMI

・USB タイプA×2口

・有線LAN口

 

商品ケースに現物と一緒にに入っていた商品カード(「このカードをカウンターまでお持ちください」と書いてあるやつ)を抜いて、カウンターに持っていきました。

店員に商品カードを渡す、はすばやくそれに対応した商品を在庫置き場から持ってきてくれました。

支払をカードで支払をすませ、いそいそと自宅に戻りました。

とても丁寧な対応してくれた若い店員だなぁ、とこの時は思ったのでした。

 

自宅に戻り、早速、つなごうとしたところ、

 

アレレ、HDMIの口がないゾ、

アレ、USB タイプAも1口しかない、

 

アレレレ

 

どうしたんだ

 

さっき、手に取ったものとは違うものであることがわかりました。

コレじゃ使いものにならん

 

ということで、またもや雨の中を電機量販店に引き返すことになりました。

 

 

カウンターには先ほど丁寧に対応してくれた若い店員がいました。

 

ボク「入っていたものが買おうと思ったものとは違っていたんです」

(と、やぶれた箱と現物を出す)

店員「(やぶれた箱と現物をみて)...」

 

ボクは、店員が「こんなにビリビリにやぶいたものを持ってきて、返品対応なんてできるもんか」と感じているように思いました。

 

店員「でも、あなたがこの商品のカードを持ってこられたんですよね」

ボク「そうです。商品ケースに入っていたものをもってきました」

店員「だからその商品カードがこの商品なんですよ」

 

ボクは、店員が「悪いのはお前のほうだ」と言っているように聞こえました。

血圧がジワリとあがったように感じました

 

ボク「実際の商品ケースのものをみてもらったほうがいいと思います。一緒にきていただけますか」

と言うと、店員はシブシブついてきた

 

ボクが現物と商品カードが入っている商品ケースを指し示すと

店員「xxx374ですね。確認してきます」と在庫置き場に行ってしまいました。

 

その間にボクはカウンターに戻りました

 

しばらくすると、商品の箱を持ちながら店員もカウンターに戻ってきました

 

店員「これですね」

ボク「そ、そうです。これです」

 

バーコードをスキャンすると、ピッと音がしてレジに金額が表示された

7,670円

 

ガビーーーーーン

 

ボク「あれ、金額も変わるんですか」

店員「(当たり前のように)こちらが正しい金額ですっ」

 

ボク「しかし、商品ケースには3,780円と書いてありましたよ」「これは安い、と思って買ったんだけどなぁ」

店員「(メンドーな客をみるように、)じゃぁ、どうしますか、返金対応だけしますか。買い替え対応もしますか」「どっちらにしますかっっっ」

 

またもや血圧がジワリとあがったように感じました

 

しかし、一方で、ボクの頭の中に“アンガーマネージメント”の言葉が浮かびましだ

 

そして、キレちゃだめだ、冷静になろうと、自分に言い聞かせました

 

ボク「それでは、買い替え対応でお願いいたします」

店員「(チッ、面倒だな、という態度で、)では、返金対応からします。先ほどの領収書を出してください」

 

 

若い店員が領収書の裏にゴニョゴニョと経緯やらなにやらを書いている時に

ボク「もしかしたら、悪いのは私のほうなのかしら」と聞いてみました

 

すると、店員は「商品ケースに入っていた商品カードが間違っていたのがいけなかったのです。ご迷惑をおかけいたしました(棒)」

 

おおお、初めて謝られた

そーだよな、そーだよな

 

その後、返金対応をするのには上位者が必要なようで違う店員がやってきた

上位者の店員が若い店員に「なにがあったんだ」と聞いていました。

若い店員はゴニョゴニョとなにやら言っていました。

上位者の店員はそれを聞くとボクに向かって「大変ご迷惑をおかけしてしまいまして、誠に申し訳ありませんでした」と言われた。

 

そーだよな、そーだよな、最初からこーだったら血圧も上がらなかったんだろーな

 

と、思うと血圧はジワリと下がったように感じました

 

店からの帰り道、こんなイヤなことを繰り返さないように、自身の行動を見直そうと考えました

・そもそも安いものに飛びつかないこと(世の中にうまい話はない)

・商品カードの商品と現物は必ず確認すること

 

以上のことを行えば、現地で気づき、2往復することも、血圧も上がることも、なかっただろうと思いました

 

 

気がつくと、腕につけてある歩数計の歩数はあがっていました

そして、空を見上げると雨も上がっていました

 

上がるのは血圧よりも、歩数や雨のほうがいいなぁ、と思いました

 

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おしまい