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ポモドーロテクニックを使ってみた。

みなさん、こんにちは。

オジサンと若者のコミュニケーションを見つめる「モ~」です。

しばらくオジサンと若者のコミュニケーションは放置気味ですが・・・。

 

さて、最近仕事で大量の資料作りに追われており、また、資料を作る時間がほとんど取れないという状況に陥っています。

そのような中で何とか効率よく資料を作れないかと色々試してみて、1つ私に上手くはまったやり方が合ったので紹介したいと思います。

 

それは、ポモドーロ・テクニックという集中力を持続させるやり方です。

 

やり方は簡単で、

① その日に達成したいタスクを洗い出す。

② そのタスクを1つ当たり25分で割り当てる

  ⇒ 25分で終わらない場合は、「タスクA ①(~まで)」「タスクA ②(~まで)」というように、区切りの良いところで分割してもよいかと思います。

③ 洗い出したタスクを25分のタイマーをかけて集中して取り組む

④ 1つのタスクが終わったら、5分休憩をとる。

 

25分のタスク+休憩5分を1ポモドーロとし、4ポモドーロ行った時点で、少し長めの休憩(15分~30分程

を取ります。

 

このやり方をすることで、以下のようなメリットが挙げられます。

① 集中力と生産性があがる

人間が集中できる時間はそんなに長くはありません。

ポモドーロテクニックでは、25分を集中力の限界として1タスクに取り組むので、

集中して物事に取り組むことが出来ます。また、タスクが見える化されるので、進捗状況がよくわかるとともに、タスクをこなす量が増えるとモチベーションUPにもつながります。

 

② 作業全体を見渡すことが出来る。

始める前に、全ての作業を見える化し分割していくので、全体の工程が見えるようになります。

また、25分+5分を1単位とすることで、全体のタスク完了までのスケジュール(時間)が見えやすくなります。

 

一方で、会社で試していると以下のようなデメリットもありました。

① 集中しているときに、同僚に話しかけられて作業の手を止めざるをえない。

1人で黙々と作業ができる環境であれば、ポモドーロテクニックを有効に使えるのですが、周りに同僚などがいる環境では、どうしても話しかけられたりして手が止まってしまいます。その場合、タイマーを止めざるを得ないこともしばしばあります。

 

② タスクが25分で終わらない場合がある

25分で終わらなかった場合、5分休憩の後、再度タイマーを25分に設定してやり直します。そうすると、今度は25分よりだいぶ前にタスクが終わってしまうなど、もともとの

やり方が崩れることで、ポモドーロ自体が成立しなくなってしまいます。

 

このようなデメリットがあるため、ポモドーロテクニックをする際には、在宅勤務などの集中できる環境で行うことや、タスクの抽出・設定を丁寧に行うこと、25分で終わらなかった場合はリセットして改めて25分で行う、また25分以内で終わったら、その時点で休憩に入るなど、自分なりにポモドーロを回す環境やルールを作っておくことが大切です。

 

ちなみに、私はこのやり方で大量に作成しなきゃいけなかった資料は、何とか完成させることができましたし、なにより集中して考えることが出来たので、比較的良い内容の資料になったのではと思っています(自画自賛)。

 

なお、なんでポモドーロテクニックという名前がついているかというと、90年代にイタリアのフランチェスコ・シロリ氏という方が、このやり方を発明したときに、時間を計る際に使っていたキッチンタイマーがポモドーロ(イタリア語でトマト)の形をしていたからだそうです。

もし、キッチンタイマーが違う形だったら名前も変わっていたのかな・・・。

 

というわけで、集中して何かをしなくてはならないとき、ぜひ、ポモドーロテクニックを試してみてください。