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住宅購入のお話(住宅情報サイトの巻)

こんにちは、Mです。

前回に引き続き住宅購入について。

今回は住宅情報サイトがテーマです。

 

住宅情報サイトは、売り出し中の家を検索して探せるインターネットサービスで、「SUUMO」や「LIFEL HOMES」などをCMなどでよく見かけます。

これらは家を買う時にはなくてはならない強力なツールです。

 

最初に「じゃ、どのサイトを選ぶのがいいの?」という疑問が湧いてきますが、
「めぼしいのは全部使う」が答えです。

 

世の中には無数の住宅物件があり、その全部が1つのサイトに載っているわけではありません。

特定の1サイトだけにしか掲載されていない物件もふつうにあります。

 

自分にとって一番の家を見つけるためには、できる限り広い範囲のアンテナが必要で、
そのため複数のサイトに会員登録するのがマストになります。

※サイトごとに多少の使い勝手の良し悪しはありますが、たいした問題ではありません。


<サイト選び>

私が使ったのは下記の7つのサイトでした。

なお、住宅情報サイトの中には、「賃貸物件専門」など一部に特化してものもありますので、購入という目的に合わないものは除外しています。

 

【不動産ジャパン】*PCのみ

www.fudousan.or.jp

 

【SUUMO】*PC+アプリ

suumo.jp

【ホームズ】*PC+アプリ
【LIFULL HOME'S】不動産売買・賃貸・住宅情報サイト

 

【アットホーム】*PC+アプリ
不動産のことなら【アットホーム】物件探しから住宅情報まで!

 

ニフティ不動産】*PC+アプリ

myhome.nifty.com

 

Yahoo!不動産】*PC+アプリ

realestate.yahoo.co.jp

 

【ノムコム】*PC

www.nomu.com

 

WEBサイトだけでなく、アプリもあるサービスはスマートフォンにインストールしておきましょう。

住宅情報サイトは基本的に毎日チェックするため、スキマ時間にどこでも見られる環境は大事です。


<会員登録・検索条件登録>

各サイトに会員登録をし、さらに検索条件を登録します。

検索条件を入れると、それに合った物件がリストアップされます。

サイトによっては新しい物件が出てきた時に、メール等で知らせてくれるものもあります。

 

ちなみに、同じサイトでも「PC版」と「アプリ版」で検索条件が共有されていないサイトも多いので、両方で検索条件を入力するよう気をつけてください。

 

検索条件で選ぶポイントは、主に「路線」「最寄り駅」「駅からの歩行距離」「平米数」「「間取り」{築年数」といったものです。

探し始めでは、条件を広めに設定しておきましょう。

「世の中にどんな物件があり、値段はいくらくらいなのか」という、いわゆる「相場観」を養うため、まずは広い範囲でチェックします。

 

たとえば東京23区内で中央線沿線の中古マンションを希望している人も、あえて“三鷹市以西エリア”や“希望エリア内の一戸建て、新築物件”を条件に含めることで、希望物件と比較してみることや、自分でも考えていなかった意外に良い物件と出会えることがあります。

 

「相場観」は、物件情報を繰り返し見ていくことによって鍛えられます。
慣れてくるとエリア・立地・平米数を聞くと、だいたいの値段が頭に浮かぶようになります。

同じような条件に見えて極端に安い物件が出てくることも時々あります。
そんなときはサイトに掲載されている情報をよーく見ると、必ずその理由が見つかります。

※例:借地権/定期借地権物件、急坂の上の物件、周辺建築物により陽当たり・景観が極端に悪い物件、バスアクセス物件、再建築不可物件(接道義務違反)、などなど…。


<希望物件選び>

気になった物件は「お気に入り登録」をして経過をチェックしましょう。

販売価格は意外に頻繁に変更されるもので、中には1週間で数百万下がるなんてこともあります。

サイトでは変更前の価格は消されてしまうので、初めて見た時点での価格をスクリーンショットなどで保存しておくと、その後の値下げがあった場合にわかります。

 

検討を進めていく中で、条件を絞っていきます。
候補物件をある程度(5軒前後)絞れて来たら、詳細条件の比較表をExcelなどで作ります。

比較表の項目は、候補物件がより多く掲載されているサイトのものを流用してでOKです。

他に必要な項目が出てきたらその都度追加します。

※参考まで、私が作ったものの項目は↓です。

 

もしサイトにない情報があれば、仲介している不動産会社に問い合わせることもあります。

たとえば「入居可能時期」「戸境壁厚み」「工法」「リフォーム詳細履歴」などは、サイトによって掲載有無が変わるものです。

 

比較表を作ったら、候補物件同士を比較します。
希望条件から外れている点や優れている点に印を付け、「どの物件はどこが良い/悪い」を明確にして、あらためて自分が何を優先したいかを考えます。

 

そこまで煮詰めることができたら、次なる「実際に物件を見に行く(内見)」段階になりますが、それはまた別の機会にお話ししましょう。

 

住宅情報サイトは「欲しい物件を探すため」だけでなく、「自分の希望条件・重視するポイントを知るため」「物件の相場観を養うため」にも活用できるツールです。

すぐに家を買おうと考えていない人も、いったん登録をしておいて時々チェックすることで、感覚を磨いておけると理想的ですね。

 

それではまた。