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生観戦できない病


こんにちは、オレンジ色のユニフォームです。

 

生観戦できない病の発症

近年、スポーツ観戦のLIVE中継をみられなくなりました

ハラハラドキドキする試合展開になったものは、試合中でもTVを消してしまいます

ここ一番の大勝負のような試合はハナからみることを回避しちゃいます

国の威信をかけたものは特にその傾向が強くでてしまいます

 

2021年の東京オリンピックの混合ダブルスやフェンシングは途中からみていられなくなりました

 

なかでもサッカーワールドカップの日本の試合はその最たるものです

 

先日のクロアチア戦もそうでした

生観戦を回避したため、ネット情報をチラチラみていました

そこで日本が圧倒的に負けておらず、逆にいい試合をしていることがわかったため、

後半途中から思い切って視聴をしました

ドキドキは止まりませんでした

しかし、PK戦を見ることはできませんでした

 

ドイツ戦もしかり、スペイン戦もしかりでした

唯一、コスタリカ戦だけは知人宅で一緒に観戦し、悲しい結末を迎えてしまいました

#コスタリカには圧勝するだろうとたかをくくっていたのです

#なんともアホな野郎たちです


生観戦できない病の原因

ボクはいつのころからこんな弱虫になってしまったのでしょうか

 

思い起こすと、2018年のロシア大会からこの傾向はありました

当時は日本の試合を観るものの、音声を消して視聴していました

コロンビア戦しかり、ポーランド戦しかりでした

ベスト8をかけたベルギー戦になると今のように生観戦しないという回避行動をとっていました

目覚ましをセットすることもなく寝てしまっていたのです

 

では、なぜボクは生観戦ができなくなったのでしょうか

 

おそらく、これまでのイヤな経験から同じような経験を繰り返したくないという思いがあるからだろうと思います

 

1993年のドーハの悲劇

1997年の国立競技場の対韓国戦の大逆転負け

2018年のロストフの14秒

 

日本はここぞという時に勝負弱く、

大事な一戦を落としてきたことを実体験してきたからだと思います

 

辛いことはこれ以上経験したくない

というリスク回避心理から大事な一戦の生観戦できない病が発症してしまったと考えます

歓喜の経験はあるものの、悲劇の経験のほうが圧倒的に強く蘇ってきてしまうのです

 

若い人は

若い人はこれまでに辛いことの経験が少ないため、後先のことを考えずに突き進むことができるのでしょう

平気で生観戦できる彼らはボクにとって無双にみえます

だから、恐れを知らない若い人に生観戦できる/できない論は無用です

 

一方、経験を積んできた年寄りは慎重というか弱虫です

これまでに経験してきた数々の辛いことを必要以上に思い出してしまい、

ついつい、よくないことを妄想してしまうのです

このため、後先のことを考えすぎて行動に移せずに立ち止まってしまっていることが多いのです

 

若者、バカ者、よそ者

イノベーションを起こすのは「若者、バカ者、よそ者」だという本がありました

 

たしかに 、したり顔でリスクばかりをあげつらい

評論をするだけの人にあたらしいことができるわけがありません

生観戦できずに、勝った試合を録画してニタニタしながら観るような奴に明日はないのです

#えーと、ボクのことです

 

しかし、だからといって、弱虫老人はさっさと一線から身を引くべきだ

というのは少々暴論かと思います

 

一番いいのは、思い切ったことがしやすい「若者、バカ者、よそ者」と経験を積んできた弱虫老人をミックスさせてなにかを行うのがよい気がします

 

ただ、弱虫老人の権限が強すぎると、ほとんどの新しい話は進まなくなるので注意したいところです

#多くの老舗大企業はこの傾向にあるのかも

 

さいごに

日本が強くなって、ワールドカップで優勝することが当たり前になれば、

歓喜の経験を多く積んだ老人が現れることだろうと思います。

そうなれば、生観戦できない病は雲散霧消することになり、イケイケドンドン老人が増えてくるのではないでしょうか

#そーなったらまた別の問題がでてくるのでしょうかww

(了)