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いつも遅くまで残業している人の、3つのタイプ

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こんにちは、Mです。年度末の迫った今日この頃、皆さま忙しくお過ごしでしょうか。

 
仕事には、繁忙期というものがあり、その時期は多くの社員が残業や休日出勤をしてがんばっている姿が見えます。ただ、そうでない時期、皆がふつうに帰っていく中で、なぜかいつも遅い時間まで残業をしているような人もいます。

超スーパー仕事ができるあまり、「常に引く手あまたで仕事がたくさん!」という人も中にはいますが、そうでもないのにいつも遅い人は、何が問題なのでしょうか?

話を聞いたり、自分の経験などを思い返してみたところ、「いつも遅くまで残業している人」にありがちな、3つのタイプが見えてきました。

 

1.なかなか決められないタイプ
仕事が早い人は次から次とテキパキ判断をして進めていきますが、逆に、ものごとをなかなか決められないタイプの人がいます。

このタイプは、考えること自体に時間がかかるだけでなく、決められずいったん保留にした仕事が積みあがったり、放置したあげく炎上してしまった仕事の対処に追われたり、などの2次・3次被害でさらに余計な手を取られているようです。
(「エイヤ!」で適当に決断し、それが間違いで、その失敗の収拾に追われる、なんてケースもあります。

彼らは、自分の中の判断基準をしっかりと持っていないように見えます。

たとえば、仕事を始めたばかりの新人などは、業務のノウハウ、優先順位、決定権の所在、(判断による)影響の大小と範囲、等、判断の基準となる知識や経験が不足しているために、このタイプになることがありがちです。

ただ、中堅・ベテランの中にもそういう人はいて、おそらく本人も、なぜ自分は時間がかかってしまうのか気づいていない場合が多いように思えます。

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2.技術力が不足しているタイプ

仕事の実作業にかかる時間が長い人にはこの傾向があります。
技術とは、特にオフィスワークで言うと、Word・ExcelPowerpointなどのOfficeソフトや、インターネットで提供されている各種ツールなどを指します。

たとえば、Excelで顧客リストを作る時、[並べ替え]や[フィルタ][PHONETIC関数]などの機能を知っていればものの数分でできるものを、いちいちカット&ペーストで並び替えたり、属性ごとの色分けでセルを一つずつ選択しながら塗っていたり、ふりがなを全て手入力したりと、数時間かけてやっとできる(しかも手作業なので間違う確率も高い)というのが、PCも普及しきった現代、いまだに見かけることがあります。

このあたりは、PCを苦手にしているオジサン世代が多そうに思えますが、実は若者でも知らないで苦労している人はよくよく見かけます。

先のExcelなどは特に顕著な例ですが、1つの技術を知っているか知らないか、新しい技術の情報を自分から取りに行くか行かないか、で、仕事のパフォーマンスは極端に変わります。

AIやRPAなど、IT化はこれからもっと進みますが、このタイプの人にとって、「自分でやらなくて済む!楽になる!(∩´∀`)∩」のか、逆に「もっと苦しくなる( ;∀;)」のか、いったいどっちでしょう。
いずれにしても、技術は1回習得してしまえばずっと使える便利なもの、勉強しない手はないのになあ、と、個人的には思っています。

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3.人に任せられないタイプ
会社には、同僚の社員やアシスタントもいますし、外注できる協力会社などもあります。

ですが、それらに頼らず、いや、頼れず、多くの仕事を自分で抱え込んでしまうタイプの人もいます。

大量にある仕事を、全部自分でやろうとしたらパンクしてしまうのは当然ですね。

仕事に対する「こだわり」や「責任感」でそうしているなら、その人の仕事のスタイルとしてわかりますが、ではなく、「本当は人に任せたいのにできない人」もいます。
その人は、他人に仕事を進めてもらうための説明を苦手にしています。

人に任せるには、その仕事の目的や手順を自分の中で明確にし、ある程度整理して説明する必要があります。
しかし、このタイプの人は、ひとつひとつの仕事になんとなく取り掛かり、考えながら、経験則などで進めるクセがあることが多いです。

そのやり方だけでいつも仕事をしていると、全体としての仕事の段取りを見通すことができず、他人にうまく説明することができません。

また、仕事の目的や求められる要件があいまいなため、人にしてもらった仕事の成果が正しいかどうかの判断も得意ではありません。

 

※この記事もご参考に↓ 

moreblog.hatenablog.com

 

このタイプの問題には、業務の標準化・マニュアル化が進むことがひとつの対策になりそうですが、逆に、属人生の高い、職人気質な人が多い職場では、なかなか解決しづらいように思えます。

 

以上、3つのタイプ。
あくまで私の経験と主観(と独断と偏見?)からの分類ですが、あなたの職場でも1つ、または2つ3つ、あてはまるような人がいるのではないでしょうか?