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補助金活用支援で使えるファシリテーション術(その3)

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こんにちは、kok(こく)さんです!

前回前々回の僕の投稿に引き続いて、補助金申請のための事業計画作成をご支援する際、打ち合わせの中で僕が実践しているファシリテーション術についてご紹介しますね。

(4)4つのステップで質問をする
社長にお話を伺うと、導入したい設備の話や経営上の悩み事、将来の目標など、さまざまな話が出てきます。しばらくお話を聞いていて、ふとノートを見ると、いろんな話を聞けたのはいいが、話がアチコチに飛んでいて、これを後で整理するのはたいへんだな〜と気づく。こういうことありますよね?

こういう時にオススメしたいのが「4つのステップで質問する」相談技法です。やり方はいたって簡単。社長にヒアリングをする際、たとえば1時間のヒアリングであれば、時間を15分毎の4つに分けて、以下の4つのステップで質問していくだけです。

ステップ①相談内容に10〜20文字程度のタイトルを付ける
 ↓
ステップ②現状どういう状態かを聞く

 ↓
ステップ③理想の状態(たとえば1年後どうなっていたいか)を聞く
 ↓
ステップ④理想の状態になるための条件(能力、行動、環境)を聞く

たとえば、ステップ②で現状の話を聞いている時に、将来どうしたいと思っているという話に飛んでしまった際には、「いまは現状のお話を伺うステップなので、将来の話は後で伺いますね」と話を戻します。

このように上記の4つのステップで進めると相談内容がよく整理できて、社長にも喜んでもらえることが多いです。もちろん、補助金申請のための事業計画作成のヒアリングにも有効です。ぜひ試してみてください!!